2020年11月25日水曜日に
相模原市立光が丘小学校に於いて
「犬とのふれあい方教室」を開催しました。
本来毎年4月に新一年生を対象で開催していたのですが、
新型コロナウィルスの影響で秋になってしまいました。
学校で取り組まれている朝のウォーキングタイムに毎月セラピードッグと参加していて
その後に朝の会にもお邪魔して、子供たちと犬とのふれあいタイムを作っていました。
学校が休校となったり、感染対策で外部からの訪問を中止していたりで
今年は11月になり、また探り探りの活動再開でした。
例年は、1学年全員で視聴覚室に集まってもらっていますが
密を避けるために、クラス毎に開催となりましたので同じ内容を二回、長時間になることから犬たちにとっても初挑戦のこともあって
少々不安でしたが、
2時間目の間に10分の休憩を挟んだり、
ふれあい時間も調整したお陰か
意外にも犬たちは過度に興奮することも、ストレスサインを出すこともなく楽しんでくれて、ほっとしました(*^-^*)
元気に挨拶から始め、
子供たちが「犬という動物」を知り、また正しいふれあい方を学べるように
犬クイズを出したり、一緒に犬と挨拶をしてその後はふれあいタイムを作りました。
犬クイズの中で、使役犬については子供たちも知っている子もいて
たくさんの手が「はいはいはい」と上がっていました。
クイズを通して犬が社会の中で役立っていること、それを犬たちも喜んでいることを
深く知ってもらえることは
私たちにとっては、とても嬉しいことです。
子供たちもマスク越しでも笑顔になってくれて、犬が苦手な子もいたのですが
ほとんどの子も、一緒に撫でられるようになっていて嬉しい時間となりました。
子供たちの弾ける笑顔の写真をご紹介できないのが残念ですが、
終始元気よく、そして和やかな時間になったと思います。
次回、朝のウォーキングタイムでも犬たちと元気に歩いてくれると嬉しいですね。
プリン、ミンたん、ひめちゃん、ロッキー、長時間お疲れ様でした。
落ち着いて楽しんでくれてありがとう。
またハンドラーのみなさん、遠方からのお手伝い参加のボランティアのみなさん、
子供たちの笑顔を一緒に作っていただき、本当にありがとうございました。
動物介在教育は、子供たちにとっても犬たちにとっても楽しい時間になることを目標としています。
犬と触れ合ったことがない子が、犬を間近で感じたり、撫でたり、匂いを嗅いでもらえたりと初めての経験をする子もいます。
犬たちはそういうこともわかっているように感じます。
「驚かせてはいけないよね」
「私をさわっていいんだよ」
とすっと子供たちの手のそばに頭を持って行ったりしていました。
今日を含めて小学校6年間の犬たちとのふれあいの中で、
犬が社会の中で活躍していること、
優しい気持ちを持っていること、色々な性格があるということ、
そして人間と同じ命を持っていることを子供たちが肌で感じてもらえたら嬉しいです。
朝のウォーキングタイムや朝の会の訪問で、また少しずつ犬と子供たちの信頼関係も作っていけたらと思っています。
動物介在教育とは、ささやかな時間のたくさんの積み重ねの中で
それぞれの子が感じたり経験したりする内容ごとに
それぞれが違う効果に繋がっていきます。
その中で、教科書や机の上の勉強では得られない大切なものが生まれるきっかけになったり
基盤になってくれることがこの活動の意義なのだ感じています。
コロナ感染対策を充分にして探り探りの活動となりますが、
光が丘小学校の先生方の子供たちを思う気持ちに寄り添いながら
みんなが笑顔になれる活動を継続していきたいと思います。
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