犬の誤飲事故防止のしつけ
動物病院に緊急で運ばれてくる犬のうち、
誤飲事故がとても多くあるということもあり、
また訪問する施設にも食品や薬品など落ちているという万が一にも備え、
SMILE SMILEではパピートレーニングにもセラピードッグトレーニングにも
必ずこの練習を取り入れています。
お散歩中の拾い食い、室内でも犬にとって毒物となるものを勝手に食べないために
とても重要なトレーニングです。
勝手に食べないというしつけをしておくと、
まさか!!と思うものを飲み込んでしまって開腹手術など最悪の事態を防ぐこともできます。
テーブルから落ちた人間の食べ物を食べてしまうことも危険が多くあります。
玉葱、チョコレート、葡萄、ナッツ類など犬が食べたら大変なことになります。
先日は、飼い主さんの常備薬(降圧剤)をうっかりコロコロと落としてしまい、
愛犬がそれを誤飲し、残念なことに亡くなってしまった事故もありました。
勝手に食べないしつけは、愛犬の命を守る大切なしつけです。
まずは、基本のトレーニングが大切です。
オスワリ、フセ、マテはもちろんですが
一番大切なことはアイコンタクトです。
アイコンタクトができるようになってから、この練習を開始します。
アイコンタクトは、犬が「どうすればいいの?」と思った時に
すかさず飼い主さんを見るようになっていることが信頼関係の証とも言えます。
自然に愛犬がアイコンタクトをしてくれないうちは
この練習を始めても難しいだけです。
また興奮した状態やご飯前のお腹がすいている時も練習のタイミングではありません。
たっぷりお散歩をして、ご飯もお水も終わり
愛犬が一番落ち着いている時間にやりましょう(*^-^*)
この練習は時間をかけてやります。
1ヵ月くらいをめどに進めて下さい。
完璧にできるようになったら、次の段階に進みます。
お散歩中に落ちているものを見つけた時の対処法です。
近々ブログを更新しますので、それまで練習をしておいてくださいね(*^-^*)
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