保護者がいない、または虐待やネグレストで保護されている子供たちの施設「相模原南児童ホーム乳児院」に
今月も訪問してきました。
が参加しました。
前回よりもスムーズにそして和やかな時間を過ごせました。
入室するなり駆け寄ってきて笑顔で犬たちを撫でてくれる子もいたり、誰からともなく犬たちのリードを持ってよちよちお散歩もしてくれた子もいました。 前回触れなかった子も自分から手を伸ばしてきてくれたりも♪
アニマルセラピーの一般的な効果は、
ふれあいやアイコンタクトから生まれる相互作用によって
幸せホルモンオキシトシンの分泌や、血圧が下がってリラックスするなどがありますが、
対象が乳児ということで、そういう一般的な効果というよりも、
長期で継続していくことによって
子供たちそれぞれの動物に対する優しい気持ちや
命に対する意識の成長の助けになっていくという漠然としたもので
教育でもない、保育でもない、誰かが何かを教えるというものでもない、
はっきりした明確な目標も、大きすぎる期待もありません。
ご依頼をお受けした時は、それでいいのだろうかと迷いましたが、今日訪問して
私たちの思いは間違ってはいないかもしれないと思える時間を過ごせました。
何も見返りのない愛情を犬も持っていることを
子供たちが感覚で感じてくれているように思えたからです。
犬も楽しみながらふれあいの時間を過ごしているからこそですね。
小さなお手々でしょう?
自分より小さい存在を愛おしいと感じてくれることも嬉しい瞬間です。
まだ触れない子も、犬が落ち着いていることを見たり、同じ空間にいるということも
大切だと思いました。
犬がいる空間で普段のように遊び始める子を見てそう感じました(*^-^*)
掲載できない写真の中にたくさんの良い表情があり、犬と一緒に遊ぶ風景もありました。
これからも子供たちの普通の中に犬たちがいることが当たり前になるように継続訪問をしていきたいと思います。
今回はセラピードッグ認定試験前のミンちゃんが
場慣れレッスンとして、参加してくれました。
まだふれあいはできませんが
その場に落ち着いていられ、適正ばっちりですね。
こういうたくさんの経験を通して、ミンたんも
「いつでもどんな時でも落ち着いてリラックスできる」ことが多くなり、
セラピードッグとしての適性が更にアップしていきます(*^-^*)
小さな命と小さな命。
小さな愛情と小さな愛情。
温かい体温と温かい体温。
犬とのふれあいの中でそういう積み重ねが、
きっと子供たちの心の成長に繋がると信じています。
プリン、クッキー、ひめ、ロッキー、ミンちゃん、ありがとうね。
前日からトリミングや当日の準備、お仕事を調整してくれたハンドラーたち、
そしてたくさんのサポートをしてくれたサポートメンバーにも心から感謝です。
次回は7/10です。よろしくお願いします。
今回、写真がいつもより更に素晴らしいことに気づかれた方、いらっしゃるかと思います(^^♪
家族同然の長年の友人である写真家江連麻紀さんが、偶然にも同施設での写真展を担当していて
前回の活動の記事を見て、声をかけてくれたので
思わず「写真撮って~~」と言ってしまったら、予定を合わせてくれて
施設もご快諾いただいて、写真撮影が実現しました。
子供たちの可愛い笑顔をたくさん撮影してくれて、施設側も子供たちの成長アルバムに加えてくれることになり、大きくなった時にこの写真を見て、幸せな時間を感じてくれたら嬉しいです。
麻紀ちゃん、ありがとう♪
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