今年度から虐待やネグレストで保護されている子供たちの施設「相模原南児童ホーム乳児院」に訪問をすることになりました。乳児院での動物介在介入(アニマルセラピー)は全国で初の試みだそうです。
賑やかで和やかな時間を共にしてきました。
ロッキーのような黒くて大きな犬と至近距離でふれあうなんて初体験!!
その環境上、どうしても犬などの動物と近い接触がありません。
施設内で犬を飼うこともままならないらしく、
恐らく全国で乳児院でのアニマルセラピー訪問は初の試みだそうです。
施設のスタッフも私たちもきっと大泣きしたり、大変になるのだろうと予想していましたが。。。
最初こそ緊張気味だった子供たちも、予想に反してすぐに慣れてくれて
笑顔いっぱい溢れて、施設スタッフの方々も驚きの笑顔になりました。
もちろん犬たちも、楽しんでいましたし、小さな赤ちゃんだということが分かっているので
どんな触り方をされても、上に乗られても、楽しんでくれました。
この写真はセントバーナードリズです。
身体は子供たちの10倍くらい大きいのですが
心は100倍大きいのです(*^-^*)
優しく受け入れてくれていました。
そしてそれを喜んでいるところ・・それが指導者の私にとっては一番安心するところなのです。
リズの家には、小さな男の子が二人いるので
慣れていることもありますが、
少し乱暴気味な触り方をされても
楽しいとか嬉しいとか感じてくれるのです。
それが犬舎などで管理されている団体のセラピードッグとの違いですね。
家庭で大切に家族として飼われている家庭犬だからこそだと思っています。
我慢させるのではなく、犬も喜べたり楽しめる活動が人間と犬の福祉のバランスを保つ理想的な活動だと思っています。
この子も普段の生活では刺激の少ない四肢障害のあるお子さんも満面の笑みになり、
施設の方々も驚いていました♪
この子はロッキー、クッキー、ひめちゃんとも
たくさんふれあい、たくさんの笑顔を私たちに振りまいてくれました。
ひめちゃんも大活躍です。
初めての場所にも初めての子供たちにも
ほとんど緊張することなく、
小さな手で触れられることを喜んでいました。
大きな犬に驚いてしまう子供たちには
まずは小さなひめちゃんの
柔らかい手触りから慣れてくれたりもして
ひめちゃんに大感謝でした(^^♪
クッキーも、赤ちゃんが大好きで自分からどんどん近づいていって匂いを嗅いだり見つめたり・・
赤ちゃんたちは恐れることなく手を伸ばして
クッキーの耳の穴に指を突っ込んだりもしていました(≧∇≦)
それでもクッキーは優しい眼差しで子供たちを見つめていました。
受け入れるというより、受け止めているという感じです。クッキーありがとうね。
虐待やネグレストで保護されている乳児たち20数名対象でした。
昨年訪問のご依頼をいただき、メンバーと共に検討してきました。
今の活動だけでいっぱいいっぱいの活動でしたので
これ以上訪問できるか、犬たちに負担をかけてしまうかと悩みましたが
決断してよかったです。
子供たちの健やかな心の成長に
私たちの活動が少しでも役に立てることができたらとても幸せです。
犬はふわふわだよ、お目目もあるよ、足もあるし、しっぽもあるよ。
怖くないでしょ、やさしいよね。
毎月訪問していく中で一緒にお散歩したり、ボールを投げて遊んだり、
一緒にお昼寝したり、そんな風に過ごせるようになれればと考えています。
相模原南児童ホームさんからご依頼いただき、訪問を実現できたことに心から感謝しています。
ありがとうございます。
FBページにご紹介いただきました。ありがとうございました。
コメントをお書きください