セラピー犬育成教室第2回~第4回

セラピードッグ育成グループレッスンの

第2回~第4回の記録です。

 

セントバーナードリズちゃん

トイプードルサスケくん

トイプードルあむちゃん

 

第2回目は

刺激に対する反応、誘惑に負けない行動をとれるレッスンです。

 

訪問施設には、たくさんの音や声、人、匂いの刺激があります。

そんな中でも落ち着いて行動できる練習。

 

 

 

杖のつく音、車いす、大きな声などに反応しないように(反応したとしても落ち着かせて指示に従えるように)

 

ハンドラーが犬を上手に導くことが大切になります。


次は、他の犬とすれ違う練習です。

興奮したり、吠えたり、怯えたりすると活動に支障が出ますので

他の犬がいても、ハンドラーの指示に落ち着いて従えるように練習です。


第3回は、対象者の触れ方に対する反応、外見とグルーミングをチェックされる練習です。

 

対象者によっては、障がいのある手で触るので

健常者の触り方とは違ったり、

認知症などの対象者さんは、いきなり強い力を咥えたり抱きしめたりすることもあります。

初対面でいきなり目をじっと見つめられたりすると

犬は不安になったり、攻撃を仕掛けられたと勘違いしてしまうことあるので

目を見つめられても安心できるような練習も組み込みます。

 

どんな触り方でも、それを落ち着いて受け入れ、喜べるようになることが理想です。


グルーミングのチェックは、

パッド、肛門、耳、目、口、歯、被毛、皮膚など全てを見ます。

その際に、犬が不安にならないようにハンドラーの保定や配慮もとても大切になります。


サスケくんも、あむちゃんも、リズちゃんも

練習を重ねることで、安心して身体のチェックをする評価者を受け入れていきます。

 

第4回は、実際の活動を模したシチュエーションで

犬とハンドラーの反応、対応の練習です。

 

ハンドラーは犬のストレスサインなどを見ながら、

対象者とのコミュニケーションを取るので、意外に大変です。

でも、みなさん笑顔で、そして犬たちも楽しんでいました。

このレッスンが一番楽しそうでした(*^^*)


対処者さんには色々な方がいます。

無反応な方、動物嫌い中、大きな声を出したりする方

そんな中で犬たちを喜べるように導けるのはハンドラーさんだけですね。

笑顔いっぱい、笑い声が響くレッスンとなりました(*^^*)

 

次回は、認定試験の内容を通して練習です。