トイプードルあむちゃん5

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん、5回目のレッスン。

 

お散歩レッスンに入りました。

お散歩は、ワンちゃんと飼い主さんにとってとても大切なツールです。

お散歩は、

運動不足解消やお友達ワンコとの挨拶、

おトイレなどのためではありません。

飼い主さんとの絆を育むものだと

私は考えています。

こちらの記事を参照下さい)


レッスン開始が夏でしたので、今までお散歩レッスンは室内のみでしたが

室内では、ヒールもヒールウォークもばっちりなあむちゃん!

でも、戸外の散歩はどうでしょう~。


リビングでリードを着けます。

あむちゃんは大興奮でしたので、まずはリビングで落ち着かせます。

リビングのドアを出る時も落ち着いて出られるように導きます。

玄関でもオスワリやフセをさせて落ち着かせます。

玄関ドア、庭の門扉を出る時も、穏やかに出られるようになるまでオスワリやフセをさせて

気を長く待ってあげました。

リードは短く持って、

アイコンタクトをしながら歩きます。

 

道に落ちている枯葉やごみに気を取られたら

「リーブイット」の出番です!

室内で散々練習してきたけれど

さすがに戸外では難しいあむちゃん。

 

リードがピンと張ったら止まり、

こちらを見るまで動きません。

こちらを見たらたくさん褒めてあげて、

「ヒール」と声をかけてあげます。

あむちゃんは、すぐに左足横に戻ってきます。


また左についてアイコンタクトをして歩きはじめます。

歩きは初めに必ず「行くよ~」と合図をかけてあげます。

そうしているうちに「行くよ~」と言われないと歩き出さなくなりますので、

道路の飛び出しや信号などでとても役に立ちます。

公園についたら、大興奮のあむちゃん。

あむちゃんにとって公園は大好きな場所なのでしょう。

公園の入り口で、落ち着くまで辛抱強く待ちます。

興奮したまま公園に入ってしまうと、

他のワンちゃんや人に吠えたり、向かっていったりしてしまうので、

オスワリやフセをさせて、落ち着かせました。


かなりの時間がかかりましたが、やっと入口から公園に。。

それでもすぐにリードを引っ張ります。

そうです。

入口に入った途端、再度興奮し始めてしまったのです。

それでも、リードが張ったら止まり、こっちを見たらたくさん褒めて横につけて歩くを

繰り返しました。

飼い主さんも挑戦です。



音、人、犬、全てのものに気を取られ、落ち着いてもすぐに興奮しがちなあむちゃん。


そんな時こそ、室内では完璧なことを練習してみます。


オスワリ、フセ、立つやアイコンタクトなどをあまり刺激の少ない場所からチャレンジします。



どんな時でもどんな場所でも指示に従える練習になります。


多少の刺激や誘惑があっても、

名前を呼べば必ずアイコンタクトができるようになることが目標です。


お散歩の度に練習してみましょう。

暑くなってきてしまったのでこの後は抱っこで帰宅。


1時間がんばったあむちゃんは、

お水を飲んだら、スヤスヤと寝だしました。


お散歩から帰って来て、その状態になることが

「お散歩が充分に足りている」ということです。

普段は1時間半お散歩行っても、帰って来てガウガウと大暴れするおいつあむちゃんですが、

それはきっと正しいお散歩ではなかったのですね。


正しいお散歩は、距離や時間より、内容が大切です。

次回のレッスンは1ヶ月間がありますので、このお散歩を徹底していただくことが宿題です。

1か月後の成長したあむちゃんと会うのが楽しみです(#^.^#)


つづく