このブログは、飼い主さんのぜひにというご希望をいただきました。
以下は飼い主さんからのメッセージです。
「はーたんが歩んでいく過程、全て含めて、公開して下さい。
ペットを迎える大変さや、問題点など、
座間さんに発信していただいていただきたいです
実は移植後の、QOLにおいても、以前はダメだった犬との関わりも、
同じ様に犬が飼いたいという方が増えています。
我が家のケースが移植患児のご家族にも、希望になるように、私も前向きに取り組んで行きます」
ミニチュアピンシャーの「はーたん」は
生後3ヶ月でFさんの家族になりました。
2015年1月2日。
私にご依頼いただいたのは、1/4です。
Fさんは、家族に迎えてすぐにトレーニングを依頼されたのです。
犬の飼育経験がかなりある方なのに・・・。
その理由は、娘さん(2歳)がご病気で臓器移植をされていて
免疫抑制剤を服用しているからでした。
パピートレーニングは、まず社会化が優先されます。
はーたんは少し遅いくらいですが、たくさんの経験が必要です。
大人、子供、車、バイク、音、他の犬、他の動物などに出会う機会をたくさん持つのが理想です。
そして身体のどこを触られても大丈夫にするためのハンドリングも毎日必要になります。
それらを飼い主さんと共にやっていきながら
クレートトレーニングや
オスワリ、フセ、マテの基本トレーニングをゆっくりと進めていきます。
初回カウンセリングに伺ったときは(1/8)
おトイレもほとんど失敗なく、問題もなく
まだこの家に慣れる段階、そして
名前も覚える段階でした。
緊張と警戒心が少し出ているような感じでしたが
Fさんにも、娘さんにも慣れてきていました。
カウンセリング時に、オスワリを少し練習してみましたら、
なかなか早く理解してくれたはーたんでした。
Fさんには社会化に必要な抱っこでのお散歩のこと、
クレートトレーニングの方法、ハンドリングの方法などをお伝えし
初回トレーニングのお約束をして、帰りました。
でも、この後大変なことが起こるということを
その時には誰も予想さえできませんでした。
コメントをお書きください