犬の幸せ · 4月 11日, 2021年
吠える、固まる、歩かないなどお散歩でのビビりを嘆く飼い主さんがとても多く
ご依頼いただくトレーニングのひとつです。でもカウンセリングに伺うと大体が「ビビり」ではないことが多いのです。
◎恐怖心や不安で震えたり吠えたりしている犬を
「励まそうとして」
撫でてはいけません。
(もちろん抱っこもNG)
恐怖心や不安でいることを褒めら、認められたと勘違いしてしまうからです。
犬と人間とは違います。
よく見かけるのが、ドッグランに初めて来たのか、震えて固まっている愛犬を抱きしめたり抱っこしながら
「大丈夫、怖くないから、みんな優しいのよ」などど言いながら撫でている飼い主さん。
撫でられることが好きなワンちゃんにとっては撫でられることは
「怖がって震えていることを認められた褒められた」となります。
犬の幸せ · 11月 11日, 2020年
絶対してはいけないしつけとは、
犬に痛み、苦しみ、恐怖心を与えるしつけです。
叩く、蹴るなどの暴力はもちろんですが当たり前と思われている「チョークカラー」も痛みや苦しみを与えます。
首を締め上げるのですから・・・
でも、未だに首を絞める道具を「引っ張り防止の道具」として使っている訓練士が多いのです。しかも、小さなトイプードルにまで使ってしつけ教室を開催しているのも目撃したことあります。なんとそれがペットの祭典で大きなイベント内です。。
そんな虐待首輪は当たり前のように販売されていて愛用している飼い主さんも多いのが悲しいです。ひどいことに、首に鋭利な金属が刺さるような「ピンチカラー」というものさえも使われていることもあります・・
犬を苦しい思いをさせなければ引っ張り防止ができないのは人間側の怠慢だと思います。そんな虐待のような首輪をつけなくても、引っ張らないように歩けるようになるのに。。。
他には…
子犬のしつけ(パピートレーニング) · 4月 14日, 2020年
犬の誤飲事故防止のしつけ
動物病院に緊急で運ばれてくる犬のうち、誤飲事故が多くあるということで
私は、パピートレーニングにもセラピードッグトレーニングにも
必ずこの練習を取り入れています。
お散歩中の拾い食い、室内でも犬にとって毒物となるものを勝手に食べないために
この練習から開始です。
テーブルから落ちた人間の食べ物を食べてしまうことも危険が多くあります。
玉葱、チョコレート、葡萄、ナッツ類など犬が食べたら大変なことになるものもありますし、
先日は、飼い主さんの常備薬(降圧剤)をうっかりコロコロと落としてしまい、
愛犬がそれを誤飲し、残念なことに亡くなってしまった事故もありました。
勝手に食べないしつけは、愛犬の命を守る大切なしつけです。