しつけのコツ6
愛犬の唸る・噛む・無駄吠え・分離不安などでお困りの方へ ぜひ読んでいただきたい「しつけのコツ」です。愛犬への接し方を変えるだけで、今ある問題が軽減する可能性大です。愛犬に信頼され、愛犬を信頼できる関係作りのヒント。もちろん問題行動の無いワンちゃんでも必要なことです。
唸る・噛む・分離不安など問題行動のある愛犬に必要なこと
この章を書くのは少し勇気が必要でした。
問題行動のある多くのワンちゃんと飼い主さんの関係を見てきた結果として
このしつけのコツ6が生まれたのですが
このことを飼い主さんに伝え続けてきて
実践できる飼い主さんが
実はとても少ないのです。
意識的にできないというより
無意識でできないのです・・
でも、相当努力され実践できた飼い主さんの多くは、問題行動がなくなった愛犬を見て
実践してよかったとおっしゃって下さっています。
特に、唸る、噛む、無駄吠え、分離不安などの問題行動のある愛犬には必要なことです。
オスワリやフセ、マテ、アイコンタクト、ヒールウォーク、ハウスなどの基本トレーニングが
しっかりできるワンちゃんでも
これらの問題行動を持っている子はたくさんいます。
なぜ??と思って、飼い主さんの行動や愛犬への接し方の統計を取り、
私なりに分析し、犬の行動学を再度勉強しなおし、行動療法も含め、尊敬するカリスマドッグトレーナーシーザーミランのしつけの考え方なども取り入れながら作り上げたメソットです。
問題行動がある子、予備軍、問題行動のないワンちゃんでも
ぜひ読んでいいただき、実践していただきたい内容です。
皆様の幸せなドッグライフのために
心を込めて書きましたのでぜひお読みいただきたいと思います。
・しょっちゅう意味なく撫でたり抱っこしていませんか?
いつも話しかけ過ぎたりかまい過ぎていませんか?
犬は意味なくかまい過ぎや話しかけられ過ぎたり、
撫でられ過ぎたり抱っこされ過ぎているととても不安定になり、不安感を育ててしまいます。
撫でたいんです!そう、撫でたいし、話しかけたいんです!
私もそうですのでわかります。
でも、そうしていてもなんら問題のない子はいいのですが、
唸る、噛む子、分離不安の子には
これをやめると大きな変化が現れるのです。
どうしても撫でたくなったり、抱っこしたくなったら
名前を呼んで(オイデ)オスワリやフセをさせて、(オイデやフセの練習は必須)
指示に従ったらそのご褒美として抱っこしたり撫でたりしましょう。
その時は穏やかに毅然としていてくださいね。
マッサージタイムを作ってもいいと思います。
ただ単に撫でるより、マッサージをすることで、愛犬も飼い主も癒されます。
ただし、マッサージして~~のお腹出しポーズは要求ですので応えないでくださいね。
※『抱っこは百害あって一利なし』です。
特に吠えている時、恐がっている時、攻撃的な時、不安そうにしている時には
抱っこをするとますますエスカレートします。
よくお散歩中見かけるのは、他の犬に吠えかかってしまっている愛犬を
抱っこして逃げるようにその場から立ち去る飼い主さんです。
こんなことを続けていたら、一生他の犬に吠える犬のままです。
また、家の中でリラックスしている時に勝手に膝に乗ってくる愛犬を受け入れて撫でている方も多いです。
唸る噛む、分離不安のワンちゃんの場合は、
特にこの「いつの間に抱っこ」「いつの間に撫でる」「話しかけ過ぎたりかまい過ぎ」をやめましょう。
だまされたと思って1ヵ月~2ヵ月一貫性を持ってチャレンジしてください。
きっとその効果に驚くと思います。
・愛犬の要求(「ご飯くれ~~」「お散歩行くぞ~~」「撫でろ~~」「抱っこして~~」など)に応えていませんか?
可愛らしい愛犬の仕草に、飼い主は知らず知らずに要求に応えていたりします。
ご飯を要求し吠え続けてうるさいからとご飯をあげたり、うるさく要求しているワンちゃんを
おとなしくさせることもなくご飯を与えたりしてはいけません。
その要求は完全に無視して、そのうち諦めるか、落ち着いて伏せたらご飯にしましょう。
(最初こそ落ち着くまで時間がかかりますが、少しずつ短い時間で落ち着くようになります)
お散歩の時間になったら吠えたり興奮していたら行きません。
完全に無視して、諦めたらこちらから呼び寄せてお散歩にいきましょう。
そばに寄ってきてぴったりと身体をつけてきたら撫でてはいけません。
これは愛犬があなたに甘えているのではなく、自分を主張しているのです。
身体を押し返しましょう。また身体をつけて来たらまた押し返します)
ピョンピョン飛びついてきたら抱っこしてはいけません。
要求に応えず完全に無視します。
人間の子供なら抱っこされることで安心しますが、犬は支配的にさせてしまうだけです。
何度も言っていますが『抱っこは百害あって一利なし』と理解し、
特に人や犬がいる場所での抱っこの要求に応えてはいけませんし、
吠えたから、暴れたからという理由で抱っこしてその場を逃げようとするのは
問題行動が解決するどころか益々悪化していきます。
今で要求に応えて抱っこしてきた飼い主さんは、相当な努力が必要です。
一番大切なのは、一度始めたら一貫性ある態度で取り組むことです。
そしてご家族全員の協力も大切です。
※補足
飛びつきはヘルニアや後ろ足の脱臼などの原因や悪化に繋がりますので
パピーのうちにやめさせましょう。
・愛犬のそばを通る時、よけて歩いていませんか?
自分の寝る場所以外で寝ている場合、そこを人間が通る場所だったりすることもありますね。
夏場は玄関やホールなど冷たい床を好み、冬は日の当たる場所は温かい場所を好むので
通り道だったりすることも・・・。
そこを通る時に、寝ているからと「そーっと」よけて歩いたりしていませんか?
愛犬をどかして(もしくは下がらせて)通ります。たとえ寝ていても、「どいて」「move」などのコマンドでどかせます。
せっかく寝ているのに可哀相ですか?
よけて通る方がよほど可哀相だということが、実践していく中でわかってきます。
※指示を出してもどかない、または唸ったり吠えたりする場合は、かなりのレッドゾーンと判断してください。
必ずプロのトレーナーさん(陽性訓練)を依頼してください。
・お散歩で引っ張られていませんか?愛犬の行きたい方向に行かせて、マーキングをさせていませんか?
お散歩で伸縮リードなどで前の方を犬が歩いている風景をよくみかけます。
そういう子に限って、、飼い主さんを噛んだり唸っていることが多いのです。
横か少し後ろを歩かせましょう。自由気ままにさせていると唸る、噛むなどの問題行動は決して治りません。規律の無い自由を与えるのではなく、ルールの中で自由を与えましょう。
詳細は こちら
・ソファーに勝手に座らせたり、ベッドで一緒に寝ていませんか?
(唸る、噛む、分離不安の子は必ずやめて下さい)
ソファーに座っている時に、愛犬が乗ってきたら、わざわざ少しよけて、愛犬に場所を譲っている飼い主さんもいました。
ちょっとトイレにいって戻って来て、またソファーに座ろうとした飼い主さんが愛犬に唸られ噛まれました。
ソファーに座れるのは人間のみ。犬は飼い主さんの足元にいることを選べるようになると
従順で穏やかな性格を導けます。
もし乗ってきたら、ハンドシグナルで降ろしましょう。(声を出さないことが成功の秘訣)
詳細は こちら
飼い主さんのベッドで一緒に寝ていますか?
分離不安、唸る、噛む子は人間用ベッドに上げずに、足元にクレートか犬用ベッドを用意して
そこで寝かせましょう。
最初は鳴いたり、要求したり、勝手に上がってくるかもしれません。
根気よくベッドの下の犬用の寝床に戻しましょう。何度も何度もやっていると理解します。
上記ソファーにあげない練習をしていれば、ものの数回で自分の寝床で寝られるようになります。
どうしてもうまくいかない場合は、プロのトレーナーに相談しましょう。
「可哀想で・・」と仰る飼い主さんは多いのですが、唸ったり噛んだり、分離不安で
お留守番ができない方がよほど可哀相だと思います。
ただ飼い主さんが一緒に寝たいだけなのかもしれません。
愛犬にとって、何が幸せなのか、どういう状態が人間との幸せな共生なのかを考えて
今までの生活を見直して一貫性を持って取り組んでいきましょう。
・愛犬のいたずらや無駄吠えに過剰に反応していませんか?
「ダメ!!「うるさい!」と大声をあげていませんか?
いたずらをする=場所、家族に敬意を持っていません。
いたすらをしたら、大声で注意したり叱っていると逆効果です。
こちらがそのものを主張し穏やかに毅然とした態度で犬を下がらせましょう。
無駄吠えの過剰反応=愛犬にとっては共吠え です。
吠えていたら、完全に無視するか脳を切り替えるコマンドを使ったり、
合図を送り、静かに落ち着いたら必ず褒めましょう。
また無駄吠えやいたずらは、運動不足からくるストレスが原因かもしれません。
愛犬に合った距離や時間のお散歩しているか、身体を動かす遊びを取り入れたりストレス解消をさせてください。
・外出時、帰宅時にいきなり声をかけたり撫でたり抱っこしていませんか?
出かける時は落ち着ける場所を用意して完全に無視して外出し、帰宅しても興奮している間は絶対にかまってはいけません。静かになって落ち着いたら(飛びつきやストーキングをしなくなったら)、静かに撫でる程度で、帰宅後の儀式のようなことは習慣化しないようにしてください。
帰宅してしばらくして完全に落ち着いた状態になったら、名前を呼んで呼び寄せて
オスワリ、フセの指示を出して、それができたご褒美として充分に愛情を注いでくださいね。
・ルール・境界・制限を教えていますか?
ソファー、ベッドのことでもお話ししましたが、
このルールを飼い主さんが楽しみながら教えていくこと
そしてルールを守ることをワンちゃんが楽しんでいるように感じたら成功です(*^^*)
詳細ページは こちら
・愛犬は人間ではありません。ぬいぐるみでもありません。
可愛い愛犬をただ自己満足のために甘やかすより、
犬ということを理解し、その生涯に責任を持つ飼い主さんになりましょう。
秩序のあるルールを教えてくれて守らせてくれる飼い主さんを愛犬は信頼します。
・1に運動 2にしつけ 3に愛情 の順番を常に意識しましょう。
実はこれが一番大事!!
問題行動(唸る・噛む・無駄吠え・分離不安・指示に従わないなど)がある場合は、
この3つの順番が逆になっているか、または「愛情」ばかりが先に立っている子が多いのです。
しつけも最初は頑張るのですが、だんだん適当になってくると愛犬は混乱し不安になります。
一貫性のある飼い主さんの態度を愛犬は望んでいるのです。
まず、十分な運動(お散歩やランニング、アジリティー、フリスビーなど)が毎日必要です。
そして毎日「オイデ」「オスワリ」「フセ」「マテ」「タッテ」「アイコンタクト」「ヒールウォーク」などの基本トレーニングを組み合わせて
遊び感覚で生活に取り入れましょう。
(飼い主さんも楽しみながらがコツですね)
規律、境界、制限のルールをしっかり守らせ、
それらができたらたっぷりと愛情を注いでください。
ルールや規律を教えてくれる飼い主さんに愛犬は信頼を持ちます。
ルールを守ることで本能が満たされるといっても過言ではありません。
(こんなことを言っているトレーナーさんはあまりいませんけれど・・)
愛犬にルールを守らせるのは意外に簡単です。犬はルールを守るという本能がありますから☆
ともすると人間の方が守れないことが多いくらいです。
愛犬への愛情の証として穏やかで毅然とした態度で、一貫性を持って教え、導いていきましょう。
甘やかすのと可愛いがるのとは同じではありません。
愛犬を可愛がるということは、愛犬が幸せになることを実行するということです。
犬の幸せは、家族に従順な態度で安心、安定している精神状態でいられること、
そして、
飼い主さんから信頼されることです。
飼い主さんも愛犬を信頼できるように、犬という動物を理解して愛犬を信じることから初めていきましょう♪
◎犬の行動学、心理学を理解する
犬の行動学を学ぶこともお勧めしたいと思いますが、
知識ばかりで頭でっかちになってしまうこともあるので、
問題行動を持つワンちゃんの飼い主さんに知っていただきたい行動学、心理学を
簡単に説明させていただきますね。
◎恐怖心や不安で震えたり吠えたりしている犬を「励まそうとして」
撫でてはいけません。
(もちろん抱っこもNG)
恐怖心や不安でいることを褒めら、認められたと勘違いしてしまうからです。
犬と人間とは違います。
よく見かけるのが、ドッグランに初めて来たのか、震えて固まっている愛犬を
抱きしめたり抱っこしながら
「大丈夫、怖くないから、みんな優しいのよ」などど言いながら撫でている飼い主さん。
撫でられることが好きなワンちゃんにとっては撫でられることは
「怖がって震えていることを認められた褒められた」となります。
いつまでたってもその態度が治らないどころか、ますます悪化してしまいます。
撫でられることがあまり好きでないワンちゃんにとっては、
「怖い上にずっと撫でられ、ますますここが嫌いになった」となってしまいます。
励ましたいのなら、まず飼い主さんが穏やかで落ち着いた心理状態を保ちましょう。
そして撫でるのではなく信じて穏やかな気持ちを保ちましょう。
どうしても何かしらのアクションを起こしたい時は犬の肩や胸をポンポンと軽くたたいて下さい。
(泣いている赤ちゃんの背中をポンポンしてなだめる時と同じ要領です)
そして落ち着いてきたら、リードをつけたままドッグランの外周を歩くことから始めてください。
言葉を持たない犬はエネルギーが全てです。
飼い主さんが緊張感や不安感を持っていれば、それをネガティブエネルギーとしてとらえ、
飼い主さんを守ろうとしたり飼い主さんと同じような心理状態になり、
問題行動はどんどんエスカレートしてしまいます。
また犬は感覚で現実を理解します。
同じ場所に飼い主さんといたとしても、人間が経験する世界と犬のそれとは同じではありません。それは犬と人間では生まれつき備わった本能と脳の働きが違うからです。
人間が視覚から色々な情報を得るのとは違い、
犬はまずその場所、人、動物などのエネルギーを感じ取り、次に嗅覚で情報を知ろうとします。
その次に聴覚、最後に視覚から情報を得て現実を理解するのです。
犬も人間扱いされていると、この順番が狂ってしまい、視覚や聴覚からの情報だけに振り回され、
犬の本能が満たされず問題行動の根源となることもあります。
そういう犬の場合は、犬としての本能を取り戻すトレーニングもあります。
本能を刺激するだけで問題行動が軽減していくこともあります。
たっぷりの運動、アジリティーやドッグランで走らせる、
鼻を使ったゲームなども効果的です。
問題行動の多い子は、産まれてから一度も自由に走らせてもらったことがないという子もいます。
そういう子ほど、走らせるだけで従順さを取り戻した事例もたくさんあります。
狩猟犬などはボール遊びやフリスビー、おやつはどこだ?ゲームなどで本能を満たしてあげましょう。
そして犬は、「今この瞬間を生きている」ということを忘れないで欲しいです。
これを忘れてしまうと、うまくいはずのくトレーニングもうまくいかなくなります。
例えば、聴力や視力を失った犬はそのことを嘆いたり、悲観的に自殺を考えたりしません。
自分を憐れんだり気に病んだり、誰かを恨んだり、後悔するといった無駄な時間は持たないのです。ただ淡々と残された能力で対処していくだけです。
実例はこちら
◎犬に同情しない
人間は過去にとらわれてしまいがちで、虐待を受けた犬や病気の犬などに同情したり憐れんだりしてしまい
「可哀想に・・・」と撫でたりしてます。
そのネガティブな感情を向けられ、更には撫でられた犬は、そのことでどんどん不安定になっていってしまうのです。
よく「この子は去勢手術後に変わってしまったのです」という飼い主さんも少なくなりません。
確かにホルモンバランスが変わることで一時的にイライラしたりする子もいます。
それよりなにより
入院、手術後の愛犬に「痛かったね、可哀相に、ごめんね」などというネガティブなエネルギーを飼い主がたくさん注いでしまった結果なのです。
病気になってしまった愛犬を心配し過ぎるのもよくありません。
心配するよりワンちゃんをいかに安心させてあげるかに意識を持っていた方が、痛みや苦しみも軽減するのです。
殺処分寸前の保護犬を家に迎えて「可哀想な子・・」と接しているうちに
問題行動が出始めることもあります。
そしてまた保護団体に戻されるという悲しい結末になることもあります。
また多頭飼いのご家庭では、一番年上の高齢犬が亡くなってから
他のワンちゃんの問題行動が現れて
「やっぱりこの子たちも悲しいからなんですね」と涙する飼い主さん・・・。
確かに群れの一員が突然いなくなって不安定になることもあります。
でも、大きな原因は飼い主さんの悲しみ、後悔、寂しさのエネルギーを毎日毎日感じ取り、
遺された犬たちがどんどん不安定になったということなのです。
その証拠に、飼い主さんが「ペットロスケア」を受けて下さり、前向きになった途端、
犬たちが落ち着き、問題行動が無くなったのです。
その他、怖がりのワンちゃんに同情はまずます悪化さえてしまいます。
詳細はこちら
そばにいる飼い主さんのエネルギーはとても重要です。
犬を犬らしく幸せに過ごせるか、不安と緊張の中過ごしてくのかは
全て飼い主さんにかかっているのです。
いつでもどこでもどんな時でも、穏やかで毅然としたエネルギーを保てる飼い主さんでいて下さい。
(これは自分自身も常に意識しているのですが・・とても高度なことですね)
犬の発するメッセージを受け取って下さい。
犬のボディーランゲージやストレスサインをよく観察していけばそれは可能です。
自分を理解され、しっかり導いてくれる穏やかで毅然とした飼い主さんになってくれれば、
犬は安心して従順になれるのです。
飼い主さんは、自分の持っているエネルギーを意識して、コントロールしてください。
自分自身をコントロールできなければ、愛犬もコントロールできません。
(書いていて私も耳が痛いですが・・・)
緊張しやすく過去(噛まれた暴れたなど)にとらわれやすい飼い主さんは、
呼吸法やヒーリング音楽、歌、瞑想など色々な方法で自分のエネルギーを穏やかにできる方法を探し、練習しておく必要があります。
いつもボジティブな想像(理想とする愛犬との関係)をしながら犬と接していくことも大切です。
これを読んでこんなことをしないと愛犬はいい子にならないの?
これを生涯続けるなんて・・理想のドッグライフとは程遠い・・などとがっかりする必要はありません。
理想のドッグライフを過ごすための一番の近道なのです。
あたなの愛犬があなたを信頼し、穏やかで従順になるための、
犬の行動学に添ったプログラムです。
犬種やその子の性格、性質や環境などによって
上記のことを色々と工夫したり変更したり応用したり工夫も必要です。
犬や環境に合ったしつけでなければ意味がありません。
成功の秘訣はご家族全員で一貫性を持つこと、ご自身を信じること、愛犬を信じることです。
愛犬を信じることができなければ、愛犬もあなたを信じてくれません。
穏やかで毅然とした態度は、愛犬があなたに求めている飼い主としての態度です。
NGワードは「無理」「できるわけない」「だって」「でも」です。
1年間はあきらめずに継続して下さい。途中で決してあきらめないでください。
信じてもらっている犬は、必ず求めている姿になります。必ずです。
いつでもサポートしますので、共に頑張りましょう!
2015.12